
『一流万金談』読了 朋誠堂喜三二作 北尾政演画 『江戸の戯作絵本①』ちくま学芸文庫より 百歳まで生きる偽薬を買い、 これほど毒を食っても、なんの気もないは、長生きの薬が効き過ぎたか。

『葛の葉』
恋しくばたずねて来てみよいづみなる
信太の森のうらむ葛の葉
もじりで、百歳まで生きるという品や薬をふすまに書く。
恋しくばたずねて来てみよいづみなる
信太の森のうらむ葛の葉
は、民俗学でも多々取り上げられ、また歌舞伎でも人気の演目である。
六十四郎はバカほどの大金をはたいたがそれでもまだ千両足らず、家道具類全てを売り払い、乞食となる。

六十四郎は、かの百まで生きる薬は飲みたれども、家屋敷、家財にはなれ、ようよう木屋竹石衛門が方より返し、二千両の釣りの百疋を懐中にして、、、、、十日もたたぬうち、乞食となる。
、、、、、、、、、、、、、、、、、
(お金がないので雑多なものを食らう)
、、、、、、、、、、、、、、、、、
六十四郎「これほど毒を食っても、なんの気もないは、長生きの薬が効き過ぎたか。悲しや悲しや。死ぬに死なれぬは、何の因果じゃ。」
万八「あのていを見ては、、、。本心をあらわそうか」、、、で
めでたく解決し
めでたしめでたし
