民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫
youtu.be Vivaldi Summer (3rd movement) Storm - LUKA SULIC (冬だけど、、、^^) LUKA SULIC 奈良 漢國神社(かんごうじんじゃ)で、「初夢枕紙」を頂戴する。 1月2日、漢國神社の初神楽を見に行った際、宝船を押した一枚のお守りを頂いた。 このお守…
youtu.be W. A. Mozart: Symphony nº 40 - Dima Slobodeniouk - Sinfónica de Galicia 赤松啓介民俗学選集 (岩田重則編、明石書店 )の別巻が出ていたようだ、、、 以前、赤松全集(赤松啓介民俗学選集)を第六巻まで読んだので、全て読んだと思い込んでい…
youtu.be Haydn - String Quartet, Op. 76 No. 2 "FIFTHS" - ZAGREB QUARTET 東京国立博物館 浮世絵 【山姥と金太郎】 2025,10月 2025,10月 東京国立博物館 展示の浮世絵の中に、【山姥と金太郎】というタイトルの多くの絵を見た。 山姥とは、 山に住む妖怪…
youtu.be F. J. ハイドン:交響曲 第94番 ト長調「驚愕」 東京国立博物館 『土蜘蛛草紙』 鎌倉時代 14世紀 紙本着色 東京国立博物館で『土蜘蛛草紙』を見る。 『土蜘蛛草紙』は、確か京都国立博物館でも見たことがある。 また、『土蜘蛛草紙』は 日本絵巻大…
バッハ Bach: 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 Cello Suite No. 1 BWV1007/パブロ・カザルス Pablo Casals 1938/レコード/高音質 『狐猿随筆』 柳田國男 岩波書店(2011/03発売) 259p 松島の狐 36頁 早稲酒や稲荷(とうか)呼び出す姥がもと (『焦尾琴(し…
『身毒丸 』 折口信夫 23 彼の聨想が、ふと一つの考へに行き当つた時に、跳ね起された石の下から、水が涌き出したやうに、懐しいが、しかし、せつない心地が漲つて出た。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中…
『身毒丸 』 折口信夫 22 彼は花の上にくづれ伏して、大きい声をあげて泣いた。すると、物音がしたので、ふつと仰むくと、窓は頭の上にあつた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5…
『身毒丸 』 折口信夫 21 彼は耳もと迄来てゐる凄い沈黙から脱け出ようと唯むやみに音立てゝ笹の中をあるく。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 一行が遠い窪田に着いた頃、ぽ…
『身毒丸 』 折口信夫 20 あけの日は、東が白みかけると、あちらでもこちらでも蝉が鳴き立てた。昨日の暑さで、一晩のうちに生れたのだらう、と話しあうた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997…
『身毒丸 』 折口信夫 19 分別男や身毒の予期した語は、その脣からは洩れないで、劬る様な語が、身毒のさゝくれ立つた心持ちを和げた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 分別…
『身毒丸 』 折口信夫 18 頼んで来ても伝授さつしやらなんだ師匠が、われだけにや伝へられた揺拍子を持ち込みや、春日あたりでは大喜びで、一返に脇役者ぐらゐにや、とり立てゝくれるぢやろ。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「…
『身毒丸 』 折口信夫 17 田楽法師は、高足や刀玉見事に出来さいすりや、仏さまへの御奉公は十分に出来てるんぢや、と師匠が言はしつたぞ。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 け…
『身毒丸 』 折口信夫 16 おまへらは、なんともないのかい、住吉へ還らんでも、かうしてゐても、おんなじ旅だもの。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 又、一人の中年男が、つ…
『身毒丸 』 折口信夫 15 氷上で育てた弟子のうちにも、さういふ風に、房主になりたい/\言ひづめで、とゞのつまりが、蓮池へはまつて死んだ男があつたといふぜ。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論…
『身毒丸 』 折口信夫 13 其処は、非御家人の隠れ里といつた富裕な郷であつた。瓜生野の一座は、その郷士の家で手あついもてなしを受けた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 …
『身毒丸 』 折口信夫 12 源内法師は忘れつぽい弟子達の踊りの手振りや、早業の復習の監督に暇もない。住吉の神の御田に、五月処女の笠の動く、五月の青空の下を、二十人あまりの菅笠に黒い腰衣を着けた姿が、ゆら/\と陽炎うて、一行は旅に上つた。 「折…
『身毒丸 』 折口信夫 11 そのどろ/\と蕩けた毒血を吸ふ、自身の姿があさましく目にちらついた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 信吉法師が韜晦してから、十年たつた。 彼…
『身毒丸 』 折口信夫 9 放散してゐた意識が明らかに集中して来ると、師匠の心持ちが我心に流れ込む様に感ぜられて来る。あれだけの心労をさせるのも、自分の科だと考へられた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 …
たくましい花嫁 in 大阪城 『身毒丸 』 折口信夫 8 人を恨むぢやないぞ。危い傘飛びの場合を考へて見ろ。>若し女の姿が、ちよつとでもそちの目に浮んだが最後、真倒様だ。否でも片羽にならねばならぬ。神宮寺の道心達の修業も、こちとらの修業も理は一つだ…
(写真はイラン。テヘラン博物館の『アイスマン』 ずいぶん時を経て、氷の中から発見されたという。) 『身毒丸 』 折口信夫 7 芸道のため、第一は御仏の為ぢや。心を断つ斧だと思へ。かういつて、龍女成仏品といふ一巻を手渡した。 「折口信夫全集 第十七…
(写真は『俊寛僧都物語』 『身毒丸 』 折口信夫 6 身毒は、うつけた目を睜(せい)つて、遥かな大空から落ちかゝつて来るかと思はれる、自分の声に ほれ/″\としてゐた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」…
『身毒丸 』 折口信夫 5 あれはわしが剃つたのだ。たつた一人、若衆で交つてゐるのも、目障りだからなう。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 何も知らぬ身毒は、其夜一番鶏が鳴…
『身毒丸 』 折口信夫 4 身毒は、細面に、女のやうな柔らかな眉で、口は少し大きいが、赤い脣から漏れる歯は、貝殻のやうに美しかつた。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 この…
『身毒丸 』 折口信夫 3 父及び身毒の身には、先祖から持ち伝へた病気がある。 身毒も法師になつて、浄い生活を送れ」 (病気) 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 「 とうちや…
『身毒丸 』 折口信夫 2 此頃になつて、それは、遠い昔の夢の断れ片(はし)の様にも思はれ出した。 / 父の背 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 「おまへには、まだわかるまい…
『身毒丸 』 折口信夫 1 信吉法師が彼(身徳)の肩を持つて、揺ぶつてゐたのである。 「折口信夫全集 第十七巻」中央公論社 1954(昭和29)年11月 「折口信夫全集 27」中央公論社 1997(平成9)年5月 身毒丸の父親は、住吉から出た田楽師であつた。 けれども…
『無縁・公界・楽』1 【縁切り寺、駆け込み寺】 網野 善彦 (日本中世の自由と平和 平凡社ライブラリー 1165) 以前にも読んだことがあるのか、あるいは、内容が重複しているのか、おさらい的な感じがする。 しかし、網野 善彦著の本は興味深いので、もう一度…
『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 吉川弘文館 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』、本日読了。 後半では、境界を掘り下げたの話が興味深かった。 「境界」「境(さかい)」「辻」「辻占(つじうら)」「市(いち)「川」「堀」「闇」他多くの境界にまつ…
北野天神 絵馬 KYOTO 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 「柏餅と粽(ちまき)」 5月5日の「柏餅と粽」 柏餅 柏餅は江戸の風俗 『世事百談』巻四 ならば、京都の人々が端午の節句ごろになるとこぞって餅屋に足を運び、 「(柏餅)味噌餡1…
檜 『宮田登 日本を語る 4 俗信の世界』 「餅の呪力」より 「草餅」 3月3日の草餅 蓬よりも母子草(鼠麹草 ははこぐさ)の方が古かった。 『文徳実録(もんとく実録)』『古今要覧』 蓬餅は菱形 『守貞満腔(もりさだまんこう)』 草餅に中国の故事を載せる…