
(写真はチベットとは関係はありません。中国雲南省の工芸品です。)
映画50;『クンドゥン』
1998年
満足度 ★★★★★ ★★★★★
この映画の好き度 ★★★★★ ★★★★★
映像美 ★★★★★ ★★★★★
色彩 ★★★★★ ★★★★★
風習 ★★★★★ ★★★★★
景色 ★★★★★ ★★★★☆
(モロッコで撮影されたらしい。モロッコは美しい)
話の展開 ★★★★★ ★★★★★
重厚さ ★★★★★ ★★★★★
脚本 メリッサ・マシスン
監督 マーティン・スコセッシ
(『タクシー・ドライバー』、『ディパーテッド』、『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』)
音楽 フィリップ・グラス
(『コヤニスカッツィ』、『ナコイカッツィ』、『めぐりあう時間たち』)
CAST(全員もと一般に方とのこと)
テンジン・トゥタブ・ツァロン
ギュルメ・テトン
トゥルク・ジャムヤン・クンガ・テンジン
テンジン・イェシェ・パチュン
久しぶりに(テレビで)映画を楽しむ。
面白そうなので朝から家族に伝えて,胸はずませての『クンドゥン』
思った通り『クンドゥン』はわたしに満足感を与えてくれた。
映画は砂絵曼荼羅から始まる。
初めで見る側の気持ちをぐっとチベットに封じ込めてしまう効果がある。
丁寧に作られ,ほぼ全てにおいて素晴らしいと思わせてくれる進行。
話も映像も音楽も何もかもにのめり込む。
ところどころの絵画的な表現は見事で,中でも赤の使い方が非常に魅力的。
チベットの風習や祭や祈祷(?)などが出てくるのも興味深い。
初めとおわりで二歳児に頃の寝顔、横たわる二歳児から見た母の歩く足などの韻を踏んだ画面は見事。
子どもの頃のふとした困惑顔、17歳時の、
「わたしは間違って選ばれたのではないか?」
といった言葉の重みに,見ているわたしにも堪え難い重圧がのしかかってくる。
素晴らしい映画を見たと喜んでいる。
あらすじ TFC DVD NET より ▼
1937年。チベットの寒村、タクツェル村。普通の家庭の末っ子だった幼子のハモは、第13世ダライ・ラマの生まれ変わりを探し求め長旅を続けた高僧たちによって、慈悲の仏陀、観音菩薩の生まれ変わり、“法王猊下”と判断され、家族と別れ、彼らと共に首都ラサへと旅立ち、ダライ・ラマとして生きるための修行の日々に入った。ダライ・ラマとして生きる苦悩の末、亡命を決意するにいたるまでを描く、壮大なヒューマン・ドラマ。
商品特徴 NTT-X Store より ▼
1937年、チベットの片田舎の民家に数名の高僧が突然やって来た。ダライ・ラマ13世の生まれ変わりを探して長旅を続ける彼らは、この家の2歳になる幼子ハモを呼び、ダライ・ラマの遺品とそうでないものを並べてみせる。するとハモは、すかさず遺品に手をさしのべるのだった。かくして、チベット仏教の最高指導者として迎えられたハモの、苦難と波乱に満ちた壮大な物語が始まる…。
ダライ・ラマ14世が政情の激変によってインドへ亡命するまでの22年間を幻想的な映像で綴り、我々に人間の自由と尊厳を問いかける一大感動作。幼い頃聖職者を目指し、映画監督になってからも宗教や信仰心を数多く題材に取り上げてきたマーティン・スコセッシの、まさに集大成ともいえる秀作である。97年LA批評家協会賞作曲賞、NY批評家協会賞撮影賞ほか多数を受賞し、全米で大絶讃された。