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12人の優しい日本人/三谷 幸喜


12人の優しい日本人

   満足度  ★★★☆☆
   
   脚本   三谷 幸喜

   監督   中原 俊

   1991  日本

   出演者   塩見 三省

         相島 一之
       
         上田 耕一
       
         二瓶 鮫一

         中村 まりこ

         大河内 浩

         梶原 善

         山下 容莉枝

         村松 克己

         林 美智子

         豊川 悦司

         加藤 義博


 始終面白暮れ笑い転げていました。

 以前レンタルビデオで借りてきた名作の『十二人の怒れる男』って映画を思い起こしながらみてたんです。

 たまたま子どももカリキュラムが終わり、余った時間(授業)で『十二人の怒れる男』をみていたらしく、
「『十二人の怒れる男』みたいだな・・・」
とつぶやきながらも楽しそうにみていたんですが、後で調べてみると三谷 幸喜さんはずいぶん前にアメリカの上の映画を参考に、
『もしも日本に陪審制度があったら』といった感じでこの作品を書き上げ、1991年の時点で『12人の優しい日本人』という作品を作り上げたそうです。

 
 ストーリーはいたって単純。
『復縁を願った元夫と口論になった元妻が、人気のないバイパス道路で走ってくるトラックに突き飛ばして殺したかも・・・』
 この場合有罪か無罪か・・・

 多数決をとり11対1。
 
「これでいいのでしょうか・・・」
と、ひとり有罪にこだわる男はみんなを引き止める。

 自分の生活や仕事が気になり、ハヤク決めたい陪審員たち。

 彼らは話し合ううちに、揺れ動気、考え、傷つけあい、妥協試合、最後には各自それぞれが胸を針地震を持って納得して結論を出す。

 陪審員たちは勝つ論を出しその場を出て行くときには納得のいく結果に何かをやり遂げたという、それぞれ自信に満ちたいい顔をしていた。



 興味深いのは配役の方々・・・
  
 それぞれの方々が適任で素晴らしい演技をなさっていました。

 個性的な役者さんたちを起用することによりこの作品の喜劇性と心理描写は見事でした。



 色調は全体が物静かで、建物は無機質。

 どちらかというと全体に透明グリーンで画面色調の加工が施され、品の良い仕上がり。

 音楽も品良く、終始一貫一定の速度で時間が流れる中、12人の人々のそれぞれの熱い心の内なる葛藤を楽しむことができました。

 面白かった・・・