
絵画的石室 『寺口忍海古墳群』
葛城山麓公園には『寺口忍海古墳群』http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/a24dd675efe2cd4299b5a08c83609e1dがある。
城山の東麓に分布する古墳群で、古墳の総数は150基以上とのこと。
横穴式石室が多く、どういう訳か南に開口。
虫や湿気などの関係なのだろうか・・・。
葛城山麓公園入り口から20分も登ると、D30号古墳に辿り着く。
この古墳は石室内に入ることができる。
そして私は、こういった小さな閉鎖された古墳に初めて入ることができた。
中は光が届かず、暗い。
初心者の私は 生憎 ライトの持ち合わせがない。
少し心細かったが、中に入り、古墳石室の静けさと涼やかさを味わう。
中は屋久島の岩屋を少し閉鎖した感じで、居心地は良い。
前日の雨で、室内の床部分は少し水がたまっていた。
ここにかって人が長年の眠りについていたとか、もし古墳が崩れたら・・・などの恐怖感は、不思議だが 無い。
むしろ、落ち着いた空間で、貴重な体験・・・という感が強い。
私は暗い中、写真を撮った。
カメラのメモリーカードの不手際で、仕方なく、フラッシュ無しの携帯電話でシャッターを押す。
そうして二枚撮したうちの一枚が上の写真。
美しい。
まるで独立美術会の絵画を見ているようだ。
石室壁面の石積みは、絵画的な美的要素さえ感じ取れる。
残念なことをした。
もっといろいろな角度で、写真を写しておけば良かった。
カメラの準備も怠るべきではなかった。
後悔はしたものの、この美しさを見れば、満足感はひとしお。
心に残る幸せな時間を持つことができたと、喜んでいる。

携帯電話で撮る。
撮影技術不足でぶれていることをお許し下さい。