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伊勢街道を遊ぶ  榛原『札の辻』 (本居宣長宿泊の札が掛かる元旅篭『あぶらや』など)


 

  江戸時代文化庁選定 歴史の道百選

  伊勢街道を遊ぶ

 

 

 榛原町から墨阪神社、安能寺、四社神社、御杖神社などを楽しむ。

 榛原(奈良)から伊勢街道の札の辻には徒歩で行く事が可能。

    ①

 札の辻には道標①、右に進むと 伊勢街道。

 江戸時代には往来する人々で賑わった。

 辻とあるからには、徒事いろいろなドラマや由来があったに違いない。

 心は躍る。

    ②

 常夜灯②も見た当時の人は心強かったに違いない。

 ここで足を伸ばし、休むことができる。(一例③)

 そんな安堵感で、心は安らいだのではないだろうか・・・。

    ③

 札の辻には、元旅篭の『あぶらや』③④が今も残されている。

 伊勢街道と名張街道が合流する札の辻。

 このあぶらやには、本居宣長宿泊の札が掛かっていた。

 私は歴史の深さと時間の流れを感じ、いっときの満足感にひたっていた。

    ④

 江戸時代には、伊勢参りが流行ったという。

 それは芝居や小説としても残され、今も私たちを楽しませてくれる。

 宮田登氏や伊勢参りの本によると、伊勢参りは一生に一度の大イベント。

 残される人々は餞別を渡し、伊勢から戻った人は土産を渡したという。

 この土産の習慣は、伊勢参りが初めと言われている。

 土産としてはかさばらず人々に分け渡しやすい『おひがし』などが好まれたそうだ。

 人々はこの土産をもらうことにより、自分も伊勢参りに行ったのと同じだけの御利益を与えられたと考えられていたと、以前読んだ本に書かれていた。

 

 ここは『江戸時代文化庁選定 歴史の道百選 』にも選ばれている。

 当時の姿を保存する人々のご苦労はたいへんなことだと察する。私としては、この姿をいつまでも残せる 平和な世が続くことを願うばかりである。