近松門左衛門
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 15 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 15 いさしやんした、と。出るあとか与兵衛が七左衛門殿、めんぼくない。ふとした けんくハに どろにはまり。色ゝお内義様のおせハ。是も…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 14 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 14 して、どろをつかみ合。はね馬に乗た侍に。その泥がゝつて、それで 下かうに切らゝはづ。頼ます/\と、立さらず。エゝ、あきれはて…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 13 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 13 さやばしつて。血を見れバ、殿の御代参 叶ハず。帰らねバ ならぬ。下かう迄ハ、ずいぶんさや口に心を付て森右衛門供を、せい/\。ハ…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 12 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 12 大もん。手ふりの先供はい/\/\/\の勢をも聞ず、与兵衛が。くりかけて打ツ どろすな。出合ひやうに、馬上の武士のあハせ、上下…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 11 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 11 つゝと寄る足首。はけがおとがひけちかへられ。とうとまろんで ころ/\/\、小川へだん、ふと、はねおとされ。是ハと取付かいしや…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 10 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 10 三つ出る程ふかい/\と。いひ立れたふたりの。中つれ立て参らぬも みんな こな様のいともさやへ。人にそだてれけしかけられ、何じや…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 9 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 9 にあげられて、つれて、あるじの後家まじり、かハりちんつの国なり。 やつしハ甚左衛門、幸左衛門が思案ごと、四郎、三が、うれい事。…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 8 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 8 ゆきおらず。小さく出たと、にくかろが。此諸万人のくんじゆをつきのけ、おし のけ、めに立、ふうぞく。本天満町 かハちや 徳衛門とい…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 7 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 7 よにしつてゐるか。なぜつれ立て参らせぬと。ばつとのすれハふハと のり。残多イあつはれけふハ、物の見事なことて。参りのくんじゆに…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 6 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 6 同しやうばいの色友達、刷毛の弥五郎、皆朱の善兵衛。のざき参り の三人づれ、万事を夢とのみあげし。ねざめさけ 重 五升だる 坊主持し…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 5 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 5 もときし京ばしや、のだのかた町、やまと川。爰ハ名にあふ じやみやうの松御代長久のおか山を。歌にハしのびの おか ともよみ。さらゝ…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 4 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 4 わらべもうたふをきけバ。行もちんつ、帰るもちんつ。又くる人 もちんつちりつて。チリテツテ。つねをたのみ、のり合船ハ。かり切 より…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 3 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 3 みちのく、あいづにて、名代ながさぬかねつかひ、此比 やみへ のびりつめたに、天王寺屋。小ぎくをを思ひ。思ハれたさに、な まず川よ…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 2 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門 早稲田大学デジタルライブラリー 2 上巻 油殺女地獄 作者近松門左衛門 印 ふねハしんぞの見サヨイヨエ、君と我と、われと君よハ、づに のつたつてきた。しつとん/\、し…
『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 『女殺油地獄』上,中,下巻 / 近松門左衛門 作 近松門左衛門 1653-1724 高麗橋(大坂) : 正本屋山本九右衛門, [出版年不明] 22cm 竹本筑後掾正本 共同刊行:山本九兵衛(大坂高麗橋) 題簽の一部を欠く 虫損あり 和…
『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』5 近松門左衛門作 歌舞伎(市川猿之助第十二回春秋会公演『日本振袖始』猿之助、右近、玉三郎(2012))を見て、序詞の一部を読む^^ 『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 P. 389 3オ 体なき御か…
『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』4 近松門左衛門作 市川猿之助第十二回春秋会公演『日本振袖始』猿之助、右近、玉三郎(2012)を見て、序詞の一部を読む^^ 『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 P. 388 2オ ウ 打あがめ、二柱の…
『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』3 近松門左衛門作 市川猿之助第十二回春秋会公演『日本振袖始』猿之助、右近、玉三郎(2012)を見て、序詞の一部を読む^^ 『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 P. 388 2オ ウ 三種(じゆ)の宝…
『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』2 近松門左衛門作 市川猿之助第十二回春秋会公演『日本振袖始』を見て、序詞の一部を読む^^ 『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 『日本振袖始』 『近松門左衛門全集』の原寸大 『近松門左衛門…
『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 1 近松門左衛門作 市川猿之助第十二回春秋会公演『日本振袖始』を見て、序詞の一部を読む^^ 『近松門左衛門全集』より第十巻 『日本振袖始』 P. 387 1オ 日本振袖始 近松門左衛門 序詞 天照大神に奉らる、…
写真は先代の 故 中村芝翫様 『名作歌舞伎全集 第一巻』「堀川波の鼓」読了 ( 浄瑠璃では[の]が入らず、「堀川波鼓」。歌舞伎狂言では[の]が入り、「堀川波の鼓」のようである。) 近日中に南座の顔見世 夜の部に行くので、途中まで読みかけていた『近…
乱鳥の今更人に聞けない言葉の混乱 22『掘川波鼓』(2019年南座顔見世)を見る為に『名作歌舞伎全集』『近松全集』を読むに当たって 「姦通(かんつう)」とは 近松三大姦通物 は『掘川波鼓』『鑓の権三重帷子』『大経師昔暦(おさん茂兵衛)』です。 以下、…
写真は2019年12月顔見世の招き上げ。 招き上げの季節になると信念を迎えることができ流、芝居好きの京都人にとっては馴染み深い光景…でした。 片岡仁左衛門丈の真似技が上げられるととこ^^ 今年は夜の部で、『堀川波鼓』が演じられまする 【堀川波鼓】 と…
『近松全集 第四巻』より、「堀川波鼓」1 一ウ 二オ 近松門左衛門作 をりよくも。さいはひの里帰り。サァ手つたいちゆふだすき。 のりづけ兄弟のしずくだるふうぞくハ。国に名 とりのぬれものと、聞こへも去りことぞかし。いやなう、おふぢ。 必お主の氣にい…
『近松全集 第四巻』より、「堀川波鼓」1 一オ 近松門左衛門作 上の写真は、松竹株式会社様「歌舞伎美人(かぶきびと)」よりお借りしました。 先日のこと。今日の風物詩の一つといっても過言ではない、南座の顔見世の招きが掲げられた。 今年は、片岡仁左衛…
『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 9オ 近松門左衛門作 17 (敷きめつけられ。是其こゑを母が聞け者、しんでも「冥途の飛脚」 9オ) 一ぶんたゝぬこと。一生能御恩ぞ。さりとてハめんもくないと はら/\となきけるが、なにをかくそふ代金ハ十四日以前 尓の…
『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 8ウ 近松門左衛門作 16 (たれば。手代めがかさ高な返事した。よもや脇へハ「冥途の飛脚」 7ウ) そう有まい、八右衛門なぶるか、北ばまうつぼ中能 嶋天満能市のかハ迄。おやじ共いはるる八右衛門。なぶつ てよくなぶられ…
『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 8オ 近松門左衛門作 15 (じ能せんきハばばさま能むしば。ハァ、いか尓酒くさすご 「冥途の飛脚」 7ウ) すごしやるな/\。明日は早々人やらふヤ。れそが云伝えした ぞや。近日一座いたしたいとたくしかくれば、八右衛門…
『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 7ウ 近松門左衛門作 14 (かならずだましにさんすなゐ、そんならわしハおゆわかい 7オ) て、こしゆして、待ちますといひすていひきりはしり けり。忠兵衛は嘘ばら能立わずらひてゐる所尓。北 の町からいかつげ尓来るハ誰…
『近松全集第七巻』「冥途の飛脚」 7オ 近松門左衛門作 13 (やいいつそ、ころせとだき付ば。うそつかんせ。毎日/\ 6ウ) 新町通ひ。のべ能はな紙二枚三枚。けつこうなはな をうまんすもの。なんのわしら尓手ばはもかみふ 有まい。あのうそつきがと、ふり…